請求書番号は、様々な方法で管理することができます。
Excel、Googleスプレットシート、請求書発行システム、最近ではほとんど見かけませんが、手書きなどで行っている場合もあります。
それぞれの請求書番号の管理方法についてメリット・デメリットを比較してみました。
①Excelで管理する場合
Excelを使って請求書発行や請求書番号を管理するメリットは、操作が簡単で誰でも管理できる点です。
一方で、手動で入力するため、手間がかかるのと同時に入力ミスのリスクもあります。
また、リアルタイムで自動保存されないリスク、ファイルの紛失リスクがあります。
Excelは有償であり、バージョンアップも行われるため、ソフトウェアの管理の手間も発生します。
②Googleスプレットシートで管理する場合
操作の容易性や手入力のデメリットはExcelと共通ですが、Googleスプレットシートは、クラウド上で使用するため、パソコンでインターネットが接続できる環境があれば、どこでも利用することが可能です。
作成した請求書や請求書管理番号は、自動保存になるため保存を忘れてしまうリスクが防げ、しかも無料で使用できます。
インターネットが繋がらないと作業ができないことがデメリットです。
③請求書発行(管理)システムで管理する場合
現在、様々な請求書発行(管理)システムが提供されています。
システムごとに違いはありますが、請求書の管理に特化したシステムのため、請求書や請求書番号の管理に関しては、ほぼ問題ないと考えていいでしょう。
さらに、「Peppol(ペポル)」対応やJIIMA認証されているシステムであれば、確実に業務効率化が実現でき、電子帳簿保存法の要件まで満たすことができます。
導入する際の初期費用や月額費用など、運用コストが発生することがデメリットといえるでしょう。
④手書きで管理する場合
手書きで作成するメリットは、安価であること、柔軟性があることです。
一方で、人為的ミスのリスクが高く、請求書を探す際に時間がかかることがデメリットとなります。
中規模以上の事業所には不向きといえるでしょう。