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請求書処理が「非効率」になる3つの根本原因

経理業務を効率化するためには、まずどこに時間がかかっているのか、その原因を正しく把握することが重要です。請求書処理が「非効率」になる根本原因として、主に以下の3つのポイントが挙げられます。
アナログな「紙」と「ハンコ」文化の弊害
日本の多くの会社で長く続いてきた「紙の請求書とハンコ」の文化は、デジタル全盛の時代において、業務スピードが遅くなる大きな原因となっています。具体的には、紙の請求書を使用している場合、届いた請求書を確認するために出社しなければなりません。封筒を開け、中身を仕分けし、ファイルに綴じるといった、直接利益を生まない作業に多くの時間が使われています。
また、ハンコによる承認ルールがあると、上司の出張や外出の際、書類が机の上に置かれたまま、処理が止まってしまいます。この待ち時間が積み重なることで、月次決算の確定がどんどん遅れていくのです。
さらに、紙の書類は紛失のリスクがあるだけでなく、後から過去の取引を調べる際にも、重いファイルの中から対象の1枚を探し出すだけでも、大変な苦労が伴います。
手入力によるミスと差し戻し確認のループ
請求書に書かれた社名·金額·日付·消費税などを、一つひとつ手作業で会計ソフトに打ち込む作業は、集中力が必要で非常に疲れるものです。人間が手で入力する以上、注意していても打ち間違いや見落としなどのミスを完全になくすことはできません。
万が一入力ミスが見つかると、正しい数字を確認してデータを修正し、再度承認を得るという手間が発生します。さらに、申請内容が間違っていると、承認者から書類を戻されてしまい、担当者同士で間違った箇所を確認し合うという、不毛なやり取りが繰り返されます。
特に、インボイス制度の導入により、登録番号の確認などチェック項目も増えており、人の目だけで確認することには限界が来ているといえるでしょう。
拠点・部門ごとに異なるバラバラな運用フロー
全社で統一されたルールがなく、支店や部署ごとにバラバラなやり方で請求書を扱っていることも、経理部門の負担を増やす原因となります。例えば、ある部署は郵送で受け取り、別の部署はメールで受け取るといった、運用のバラつきがあると、経理部門はそれぞれのパターンに合わせて、処理方法を使い分けなければなりません。
さらに、部署によって締め切り時間や承認のルートが異なると、経理部門は全てのデータが揃うまで、各部署に何度も催促の連絡を入れることになります。こうした仕組みの乱れは、二重支払いのリスクを高めるだけでなく、会社全体の資金繰りの把握を遅らせる原因にもなります。












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