RPAで業務効率UP!初心者でも5分でわかるRPA簡単解説と導入事例|経理業務お役立ち情報
お問い合わせ 資料請求

RPAで業務効率UP!初心者でも5分でわかるRPA簡単解説と導入事例

  1. ホーム
  2. 経理業務お役立ち情報
  3. DX推進
  4. RPAで業務効率UP!初心者でも5分でわかるRPA簡単解説と導入事例
本記事は2025/07/16に更新しております。
RPAで業務効率UP!初心者でも5分でわかるRPA簡単解説と導入事例
「RPA(Robotic Process Automation)という言葉を最近よく耳にするようになったけれど一体何のことだろう?」
多くの企業で業務効率化の手段として活用され始めているRPAですが、まだ詳しく知らないという方もいるかもしれません。RPAは、多くの職場や社会の様々な場面で、使われ始めています。
本記事では、そんなRPAについて、IT初心者の方にもわかりやすいように、基本的なことから導入事例、導入ステップまでを解説していきます。

01

RPAって何?5分でわかる基本の「き」

RPAとは、人間がパソコン上で行う定型的な作業を自動化するツールのことです。まさに「ソフトウェアによるロボット」や「デジタル従業員」ともいえるかもしれません。私たちが普段パソコンで行っているマウスのクリックやキーボードの入力といった操作を、自動で実行することができるツールがRPAです。  

RPAってどんなもの?仕組みを徹底解説

例えば、毎日行うデータの入力作業、複数のシステムから情報を集めて作成するレポート、請求書の発行、定型的なメールの送信など、RPAは様々な業務を人間の代わりに行ってくれます。
RPAがどのようにして業務を自動化するのか、その基本的な仕組みを3つのステップで見ていきましょう。

記録

RPAを利用する際、最初に行うのが作業手順の記録です。これは、まるで誰かに仕事のやり方を教えるように、ひとつひとつの操作をRPAツールに記憶させていくイメージです。例えば、ウェブサイトからテキストをコピーして、Excelに貼り付けるという作業を自動化したい場合、まず人が実際にその作業手順をRPAツールに記録させます。多くのRPAツールでは、画面に表示されたメニューから実行したい動作を選んで、順番に並べていくことで、自動化の流れを作ります。 この記録機能があることで、ITの専門家でなくても、比較的簡単にRPAの設定ができるようになります。  

実行

記録された作業手順は、RPAによって自動的に繰り返し実行されます。この実行スピードは人間が行うよりもはるかに速く、また、記録された通りに正確に作業を行うため、ミスも起こりにくいのが特徴です。さらに、この実行は、人が指示したタイミングで行うだけでなく、「毎朝9時に実行する」といったスケジュールを設定して自動的に行うことも可能です。

管理

RPAツールには、作成したロボットを管理し、その実行状況を監視するための機能が備わっています。例えば、いつ、どのロボットが、どのような作業を実行したのかという記録(ログ)を確認したり、エラーが発生した場合に通知を受け取ったりすることができます。これにより、RPAの導入後も、自動化された業務がきちんと機能しているかを確認し、必要に応じて改善を加えていくことができるのです。

RPAが得意なこと

RPAは、特定の種類の業務において、その能力を最大限に発揮します。

定型業務

RPAが最も得意とするのは、ルールが明確に定まっていて、手順が決まっている定型的な業務です。例えば、定期的に基幹システムからデータをダウンロードして特定の形式でレポートを作成したり、顧客からの注文データを入力システムに転記したりといった作業が該当します。このような業務は、手順さえきちんと定まっていれば、RPAによって効率的に自動化することが可能です。

大量処理

RPAは、人間が手作業で行うには時間と手間がかかるような、大量のデータ処理も得意としています。例えば、数千件の請求書を処理したり、大量の顧客データを更新したりといった作業も、RPAであれば間違うことなく正確に処理することができます。

24時間稼働

RPAの大きな強みのひとつが、24時間365日、休むことなく働き続けることができる点です。これにより、例えば夜間や休日など、人が働けない時間帯でもRPAに業務を任せることができ、業務の効率化やスピードアップに大きく貢献します。

人間が対応するとミスが起こりやすい単純作業でも、RPAなら正確かつ迅速にこなせるため、従業員をより付加価値の高い業務に振り向けることができるようになります。

RPAが苦手なこと

一方で、RPAが苦手とするのは、以下のような業務です。

非定型業務

RPAは、あらかじめ設定されたルールに従って動作する仕組みのため、都度の判断が求められる業務や、手順が一定でない非定型業務は対応が難しくなります。
例えば、顧客からの複雑な問い合わせへの対応や、状況に応じた臨機応変な判断が求められる業務などは、RPAだけでは対応しきれない場合があります。

例外処理

通常の手順から外れたイレギュラーなケースや、予期しないエラーが発生した際の対応も、RPAの苦手とする分野です。一部のRPAツールにはエラーハンドリング機能が備わっていますが、複雑で頻繁に例外処理が発生するような業務においては、人間による判断が不可欠となる場合が多いでしょう。

創造性を必要とする業務

RPAは、定められたルールに基づいて作業を自動化するツールであるため、新たなアイデアの創出や独自性が求められるような、創造的なことはできません。例えば、マーケティング戦略の立案や新製品のデザイン考案といった業務は、創造力や感性を活かす必要があり、人間の得意とする領域といえます。

これらの業務においては、やはり人間ならではの柔軟な判断力や創造性が重要な役割を果たします。RPAと人間の役割を適切に分担することが、業務効率化と質の向上の両立につながるでしょう。

月900円~!
バックオフィスの作業を!
これ一つで簡単に!

導入に関するお問い合わせ

02

RPAが大活躍!業界別・導入事例

RPAは、様々な業界でその効果を発揮しています。ここでは、金融機関、小売業界、製造業におけるRPAの活用事例を効果とともにご紹介します。

【事例1】事務作業から解放!金融機関のRPA活用術

金融機関では、日々膨大な数の帳票処理や確認作業が発生します。特に、紙の書類からのデータ入力や口座情報の照合作業、融資申請に伴う審査書類の処理など、正確性とスピードが求められる業務が数多く存在します。
こうした業務にRPAを導入することで、作業ミスの削減と業務スピードの向上を実現することができます。 例えば、金融機関A社では、紙帳票に記載された情報をシステムに入力する業務をRPAで自動化しました。

この取り組みにより、年間で1,500人分に相当する作業時間を削減できるため、従業員はより判断力やコミュニケーションを要する業務に専念できるようになっています。

【事例2】顧客対応がスムーズに!小売業界のRPA活用術

小売業界では、商品の在庫管理、価格の更新、販売データの集計・分析、顧客からの問い合わせ対応など、日々多岐にわたる業務が発生しています。これらの業務は正確さと迅速さが求められ、対応の遅れが顧客満足度の低下に直結するため、重要な課題といえます。
小売業B社では、RPAを活用してオンラインショップと実店舗の在庫情報を自動で連携・更新する仕組みを構築しました。さらに、注文データの処理や返品受付、定型的な問い合わせ対応にもRPAを導入し、一連の業務を自動化したことで、年間約20,000時間の業務時間を削減することに成功しました。

これにより、従業員は、より顧客との接点を重視したサービス提供に集中できるようになり、結果として顧客満足度の向上にも貢献することができました。

【事例3】RPAで働き方改革!製造業でのRPA活用術

製造業においても、RPAはバックオフィス業務の効率化をはじめ、生産現場の支援にも力を発揮しています。例えば、POSデータ(販売時点情報管理)や在庫・生産管理システムのデータ入力・集計、関連帳票の作成、さらには社内外との進捗報告の自動送信など、手間のかかる業務をRPAで自動化することで、作業の精度とスピードを高めることができます。 製造業C社では、販売実績を示すPOSデータをダウンロードし、社内システムに取り込むという日次業務にRPAを導入しました。これにより、従来は複数の担当者が1日あたりそれぞれ1~2時間かけて行っていた作業を、完全自動化することができ、年間で約5,700時間もの労働時間削減を実現しました。

この結果、従業員は単純作業から解放され、工程改善や新製品の企画といった創造的な業務に時間を充てられるようになり、働き方改革の一環として社内でも高く評価されています。

月900円~!
バックオフィスの作業を!
これ一つで簡単に!

導入に関するお問い合わせ

03

RPA導入の4ステップ!今日からあなたもRPAマスター

RPAの導入は、決して難しいものではありません。以下の4つのステップを踏むことで、あなたもRPAマスターとなり、業務効率化に踏み出すことができるでしょう。

ステップ1:RPAで自動化できる業務を見つける

まず、自社の業務の中で、RPAによる自動化に適している業務を見つけ出すことが重要です。自動化に向いている業務には、以下のような特徴があります。

・定型化されている:常に同じ手順で行う業務であること。
・繰り返しが多い:毎日、毎週など、頻繁に繰り返して行う業務であること。
・デジタルデータを使用する:パソコン上で扱うデータが対象であること。
・パソコン上で完結する:全ての作業がパソコン上で行える業務であること。
・判断基準が明確:業務の進め方に曖昧な点がなく、ルールが明確であること。
・時間がかかる:手作業で行うと時間や手間がかかる業務であること。

例えば、データのダウンロードやルールに合わせたデータ整形、定期的な請求書の作成と送付、などが該当します。

ステップ2:RPAツールを選ぶ

自動化できる業務が見つかったら、次はRPAツールを選びます。費用だけでなく、機能や使いやすさなども踏まえて比較検討しましょう。

ステップ3:RPAを導入する

RPAツールを選んだら、いよいよ導入です。まずは、自動化したい業務の手順を詳細に洗い出し、RPAツール上でその手順を、業務フローとして設計していきます。
次に、設計した業務フローをRPAツール上でシナリオとして作成していきます。シナリオ作成は、多くのツールで直感的な操作が可能なので、開発者でなくても容易に行えるでしょう。作成したシナリオは、必ずテスト環境で十分にテストを行い、正常に動作することを確認します。テストが完了したら、いよいよ本番環境への導入です。
導入にあたっては、最初から大規模な自動化を目指すのではなく、まずは一部の業務からスモールスタートすることをおすすめします。また、RPAの導入と運用においては、IT部門との連携やセキュリティ対策、運用・保守体制の構築も重要なポイントとなります。

ステップ4:効果測定・改善

RPAを導入したら、その効果を測定し、改善を続けることが大切です。効果測定の指標としては、削減できた時間やコスト、ミスの削減数などが挙げられます。効果測定では、RPA導入前後の業務時間を比較したり、削減できた人件費を算出したりします。効果測定の結果を踏まえ、RPAのシナリオを改善したり、新たな自動化の対象業務を見つけたりすることで、さらなる業務効率化を目指しましょう。

月900円~!
バックオフィスの作業を!
これ一つで簡単に!

導入に関するお問い合わせ

04

まとめ

RPAは、定型的な業務を自動化することで、企業の業務効率化や生産性向上に大きく貢献する可能性を秘めたツールです。まるで「デジタル従業員」のように、人が行ってきた繰り返し作業を、正確かつスピーディーにこなすRPAは、人手不足の解消や働き方改革の推進にもつながります。
本記事でご紹介した導入事例やステップを参考に、ぜひあなたの職場でもRPAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

月900円~!
バックオフィスの作業を!
これ一つで簡単に!

導入に関するお問い合わせ

05

ClimberCloudとは

ClimberCloudとは

バックオフィス※業務のデジタル変革(DX)を支援する、
電子帳簿保存法完全対応の
クラウド型
Web請求/電子帳簿保管サービス

ClimberCloud

※バックオフィス業務とは経理や総務、人事、法務、財務などといった直接顧客と対峙することの無い社内向け業務全般を行う職種や業務のこと

ClimberCloudが提供するサービス

ClimberCloudは、3つのサービスでバックオフィス業務のデジタル変革を支援します。

01.Web請求サービス (書類送付)

• 請求書などのClimberCloud上に保存された書類を、取引先へメール送信が可能
• ワークフローや自動連携オプションの利用により自動送付も可能

Web請求サービス(書類送付)
Web請求機能について

02.データ保管サービス(電帳法対応)[ 自社による保存機能 ]

• 会計帳簿、決算関係書類、取引関係書類(自·他社発行)などの電子保存が可能
• 各電子帳簿保存法の要件を充足

データ保存サービス(電子帳簿保存法対応)[ 自社による保存機能 ]
電子データ・電子取引対応保存機能について

03.データ保管サービス(電帳法対応)[ 他社による保存機能 ]

• 受領用URLを発行し、取引先が当該URLに書類を格納
• 相手の利用サービスなどに依存せず書類の一元管理が可能
• URL発行は取引先あたり初回のみのため、運用も簡単

データ保存サービス(電子帳簿保存法対応)[ Web受領サービス(書類受領) ]
電子データ・電子取引対応保存機能について

導入企業様におけるClimberCloudの利用メリット

01
ClimberCloud一つで実現可能!
  • 1.

    インボイス制度&電子帳簿保存法対応した書類の電子保存
  • 2.

    Web請求・Web受領
02
ClimberCloud一つで
各種JIIMA認証取得済
法要件に対応した
電子書類データの一元管理が可能
03
少額から始められる
無駄のない従量課金制
04
API・自動登録
ツールでデータ連携が
スムーズ!
05
トライアル期間あり
無料でお試し!
ClimberCloudで電子保管が可能な帳票
ClimberCloudなら請求書などのあらゆる書類をインボイス制度・改正電子帳簿保存法に両対応した電子データとして保存・一元管理ができるニャ!

ClimberCloudで電子保管が可能な帳票

国税関係帳簿書類は原則紙保存ですが、電子データ保存を認める特例として電子帳簿保存法が存在します。
ClimberCloudは全ての電子帳簿保存法条項に対応した帳簿・書類の電子保管が可能です。

国税関係帳簿
国税関係帳簿
自己が発行した帳簿
・総勘定元帳
・仕訳帳
・その他補助簿
該当条項
4条第1項
作成データを保存(帳簿申請)
JIIMA認証
電子取引ソフト法的要件認証
国税関係書類 - 決算関係書類
国税関係書類-決算関係書類
自己が発行した書類
・貸借対照表
・棚卸表
・損益計算書
・その他決算書類
該当条項
4条第2項
作成データを保存(書類申請)
4条第3項
紙のスキャンデータを保存
(スキャナ保存申請)
JIIMA認証
電子取引ソフト法的要件認証
国税関係書類 - 決算関係書類
国税関係書類-取引関係書類(紙)
自己が発行した書類の写し
・請求書控
・見積書控
・各種契約書
・領収書控
・注文書控
・その他準ずる書類
相手方から受領した書類
・請求書
・見積書
・各種契約書
・領収書
・注文書
・その他準ずる書類
該当条項
4条第2項
作成データを保存(書類申請)
4条第3項
紙のスキャンデータを保存
(スキャナ保存申請)
JIIMA認証
電子取引ソフト法的要件認証 スキャナ保存ソフト
電子取引
電子取引
国税関係書類以外の書類
・Web請求書
・FAX※PDF
・メール添付
・電子契約
該当条項
7条(義務)
授受したデータを保存
JIIMA認証
電子取引ソフト
帳簿・書類を電子保管する場合は、該当条項の様式を満たした保存が必要だニャ!*ClimberCloudは各種JIIMA認証取得済みだから、 フクザツな要件もまるっと対応できるんだニャ!各条項の要件を満たしているという証明が JIIMA認証なんだニャ〜

*電子取引により授受した書類は電子での保存が2022年1月より義務化

月900円~!
バックオフィスの作業を!
これ一つで簡単に!

導入に関するお問い合わせ

この記事を書いた人

金田サトシ
国立大学を卒業後、外資系IT企業でSaaSアプリケーション(ERP/SCMなど)やセキュリティ系コンサルタントとして約15年の実績あり。ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、情報処理安全確保支援士の情報処理資格を取得済み。自身の経験と体系的な知識をもとに、IT系全般をカバーするテクニカルライターとして、リアリティがありつつわかりやすい記事を多数執筆。  
田中雅人(ITコンサルタント))
監修
田中雅人(ITコンサルタント)

ソフトウェアメーカー取締役、IT上場企業の取締役を経て、現在、合同会社アンプラグド代表。これまでに、Webサイト制作、大規模システム開発、ECサイト構築、SEM、CRM、等のWebマーケティングなど、IT戦略全般のコンサルティングを30年以上実施。現在は、大手上場企業から中小企業まで、IT全般のコンサルティングを行っているかたわらWebマーケティングに関するeラーニングの講師、コラム執筆なども実施。

それ全部ClimberCloudにお任せ!

ページTOPへ