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【2024年版】請求書郵送完全ガイド~方法、注意点、郵送料の値上げに対する節約術までを網羅~

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本記事は2024/09/01に更新しております。
【2024年版】請求書郵送完全ガイド~方法、注意点、郵送料の値上げに対する節約術までを網羅~

請求書の送り方には、普通郵便やPDFデータをメールで送付するなどの方法がありますが、まだ郵送で行っている企業は多いのではないでしょうか。
請求書の郵送に関しては、厳密なルールなどはありませんが、相手に確実に届くように確認したり、マナーを守ったりすることが大切です。
本記事では、請求書郵送の基本知識と注意点、2024年10月以降の郵送料の値上げについても解説します。
また、郵送料の節約術や郵送に関する法的な知識についてもご紹介します。
請求書郵送の対応を間違えると信用に関わる可能性もあるため、きちんとした知識を身につけましょう。

本記事での郵便料は、2024年10月以降の料金を記載しています。

01

請求書郵送の基本

請求書を郵送する際には、信頼性や安全性が求められます。
正しい郵送方法を選ぶことで請求書を相手に確実に送付することができます。
請求書はもちろんですが、封筒・切手・同封する送付状なども準備する必要があります。
封筒は同封する書類の枚数や重さを加味して、適切なサイズを選ぶ必要があります。
また、請求書を送る際には送付状を同封するのが一般的です。
ここでは、郵送方法の種類や封筒の選び方、送付状の書き方について紹介します。

郵送方法の種類

郵送方法には定形郵便、定形外郵便、簡易書留、レターパックなどがあります。

定形郵便

一般的な封書の形式で送る郵便で、重さは50gまでとなっており、縦長の封筒(長形3号や4号など)を使用します。
基本的な郵送方法であり、重さとサイズさえ守れば全国どこでも同じ料金で送れるため、コストが抑えられて経済的です。
一方で、追跡機能がないため、郵送中の紛失や相手が受け取ったかどうかの確認ができないのがデメリットです。

定形外郵便

定形郵便よりも大きなサイズや重い郵便物を送る際に使用し、重さ4kgまで送ることができます。
大きめの封筒や冊子、パンフレットなど、定形郵便で送れないサイズのものも郵送可能です。
しかし、定形郵便と同様に追跡機能がなく、紛失した場合の確認が困難で、相手が受け取ったかどうかわからないといったデメリットがあります。

簡易書留

重要な書類を安全に送るための方法で、追跡機能と補償が付いているのが簡易書留です。
追跡機能があるため、郵便物がどこにあるのか追跡でき、紛失のリスクを軽減することができます。
相手が受け取ったことが記録され、紛失や破損があった場合には、補償が受けられます。
一方で、窓口での手続きが必要になることと、通常の郵便よりも料金が高いのがデメリットといえるでしょう。

レターパック

レターパックは、日本郵便の専用封筒を使用した郵送方法で、重さ4kgまでの書類などを全国一律料金で送ることができます。
レターパックには、「ライト」と「プラス」の2種類があり料金は異なります。
レターパックライトは、郵便受けへの配達で、厚さは3cmまでとなっている一方、レターパックプラスは、対面での配達で、専用封筒に入れば厚さの制限がなく送ることができます。
いずれも、追跡機能で郵便物の追跡ができ、現状を把握することが可能です。
料金に関しては、他の郵送方法よりは料金が高めです。

封筒の選び方

ビジネス文書はA4サイズが多く扱われていますが、A4サイズを三つ折りにして封入でき、定形郵便で送れる「長形3号」が最も利用頻度の高い封筒となります。
「長形3号」を使用した定形郵便では、50g以内は110円と最も安くメリットがあるため、請求書など定期的に発生する書類の送付に利用されることが多くあります。
また、A4サイズを折らずに封入できる「角形2号」封筒もよく使われます。
定形外郵便になり、料金は50g以内は140円、50gを超えて100gまでは180円です。
折らずに届けたい書類の送付に利用されることが多い封筒です。
請求書などの送付頻度や送付先が多い書類の場合は、「窓付き封筒」を選ぶことで、宛名を書いたり、宛名シールを貼ったりする手間が省けます。
さらに、テープ付きの封筒だと、糊やテープを使用する必要がないため、その手間が省けるためおすすめです。

送付状の書き方

請求書は企業取引において重要な役割を果たします。
そのため、郵送の際には送付状を同封することがマナーとされています。
送付状に記載する項目は一般的に以下のとおりです。

●宛先:会社名と部署名、役職や担当者名を記載し敬称をつけます。
●送付日:作成日か送付日を記載します。
●差出人情報:送付日の下に会社名、部署名、担当者名、会社の住所、電話・FAX・メールなどの連絡先を記載します。
●本文:「請求書送付のご案内」など郵送する書類のタイトルとあいさつ文を記載。また、同封されている書類内容や送付枚数などを記載し、「以上」で終わります。

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請求書郵送の注意点

請求書を郵送する際には注意しなければならない点があります。
郵送時の主な注意点についてご紹介します。

宛先と請求書内容の確認

宛先を間違えると、請求先に請求書が届かず支払いがされなかったり、違う会社に送付された場合には機密情報の漏洩につながったりすることもあります。
郵送時には、取引先の会社名、住所、担当者名などの再確認を忘れずに行いましょう。
特に、担当者の変更があった場合には注意が必要です。定期的に取引先の情報を更新して、正確性を保ちましょう。

記載ミスがないように請求書の内容を確認して、再発行のリスクを軽減してください。

中身が見えない封筒の使用

封筒の材質によっては中身が透けて見えてしまう可能性があります。
請求書は「信書」に該当する書類です。
信書とは特定の受取人に対して差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書という意味があります。
請求書は金銭のやり取りが記載された書類となるため、機密情報の保護という点でも、第三者に中身が見えないような封筒を使用する必要があります。

厚めの封筒や、透け防止の加工を施している封筒などにすると安心です。

封筒に適した切手の準備

郵送には切手を貼る必要がありますが、重さによって料金が異なります。
50g以内の定形郵便は110円ですが、なかには請求書の枚数が多く、封筒が重くなる可能性もあるため注意しなければなりません。
不足料金が発生した場合、差出人に戻ればよいのですが、受取人に届いてしまうと不足料金を支払ってもらうことになります。

郵送前に重さを確認するか、郵便窓口で確認することをおすすめします。

郵送する期限を設ける

請求書の締日がきたら、なるべく早めの提出を心がけましょう。
取引先には請求書を受け付ける締日があり、請求書の送付が遅くなると取引先に迷惑を掛けてしまいます。
また、期日までに支払ってもらえない可能性もあります。

事前に、取引先に請求書の期限を確認することが重要です。
余裕をもって早めに郵送しましょう。

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2024年10月1日からの郵便料金

2024年10月1日から郵便料金が値上げになりました。
値上げの理由は、電子メールやSNSの普及によって郵便の需要が低くなったことにあり、「郵送サービスの継続のため」とされています。以下に料金の変更をまとめました。
以前の郵便料金と間違えないように注意しましょう。

郵便の種類重量2024.9.30まで2024.10.1以降
定形郵便物25g以内84円110円
定形郵便物50g以内94円110円
定形外郵便物(規格内)50g以内120円140円
定形外郵便物(規格内)100g以内140円180円
定形外郵便物(規格内)150g以内210円270円
定形外郵便物(規格内)250g以内250円320円
定形外郵便物(規格内)500g以内390円510円
定形外郵便物(規格内)1kg以内580円750円
速達250g以内260円300円
速達1kg以内350円400円
速達4kg以内600円690円
簡易書留-350円350円
レターパックプラス-520円600円
レターパックライト-370円430円

※規格内は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内です。

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請求書郵送料の節約術

郵便料金の値上げで、コストが増えることは避けられません。
郵便料金は、今後も値上げになる可能性があります。
郵送料のコスト対策としては、電子メールなどに切り替える方法があります。
請求書をデータで送信できるため、郵送の手間やコスト削減という点では業務の効率化を図ることができ、郵送料の節約が可能です。
また、請求書管理システムを利用することも対策のひとつです。

導入にはコストが掛かりますが、長期的に考えると、請求書の電子化を取り入れることはメリットがあります。

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請求書郵送に関する法的な知識

請求書は、基本的に宅配便で送付できません。
郵便法や信書便法に規定されている「信書」に該当するため、法律で禁止されているからです。
「信書」は、あらゆる人にとって公平に利用できる仕組みがある郵便局や総務大臣の許可を受けた事業者だけが送ることができます。

請求書の他にも納品書や領収書、見積書なども「信書」に該当します。

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請求書郵送のよくある質問と回答

請求書郵送でよくある質問と回答をご紹介します。

質問:請求書郵送に適した封筒はどのようなものですか?色は何色でも良いのでしょうか?

回答

請求書を郵送する際の封筒の色は定められていません。
一般的に白や水色、茶色のクラフト封筒などが利用されています。
色よりも中身が見えない材質の封筒を利用することが重要です。
また、前述したとおり、「窓付き封筒」であれば、封筒に宛名を書く必要がないため効率的です。

質問:郵送の封筒には宛名の他に記載する事項はありますか。

回答

請求書郵送の封筒には、通常の郵便と同様に、宛先の住所、会社名・部署名・役職名・氏名を書きますが、間違えないようにしっかりと確認する必要があります。
裏面には差出人の住所・会社名・担当者名を必ず書き入れてください。
そのほか、請求書が郵送されたとわかるように「請求書在中」と書き添えると、紛失のリスクが低くなります。

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まとめ

請求書を送る場合、普通郵便による郵送が一般的となっています。
請求書を郵送する際には、適切な封筒を選び、宛先と請求書の内容に間違いがないか十分に確認し、送付状を添付して郵送を行いましょう。
請求書の郵送については、適切な対応をしないと取引先とトラブルになる可能性もあります。
本記事で紹介した内容をよく理解して郵送業務を行ってください。
郵便に関する問い合わせについては、郵便局のお客様サービス相談センターの利用もご検討ください。

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この記事を書いた人

小川裕子
建設関係事業所の請求書発行や経理業務の委託事務を約6年、介護施設事業所本部(4事業所経営)での経理・労務業務の実績が17年以上。介護施設事業所では国への介護請求と利用者への請求書作成、事業所の経理と労務全般を行い、税理士、労務士との連携を図る。取引先からの請求書の確認と支払い、所得税の計算・支払いなどを行い、毎月の経理業務を税理士に提出、報告してキャッシュフローなどを確認。また市区町村の行政が行う介護施設事業所への実地指導の立ち合いや税務調査にも対応。現在は、コンサルタント会社の委託事務に従事。
監修 梶本卓哉(公認会計士、税理士)
監修
梶本卓哉(公認会計士、税理士)

早稲田大学卒業後、関東信越国税局採用。税務大学校を首席卒業(金時計)し、税務署法人課税部門にて法人税、消費税等の税務調査に従事。複雑困難事案の事績により署長顕彰。大手監査法人に転職後、製造業や不動産業をはじめ様々な業種の上場会社監査やIPO監査に従事。その後、中央官庁勤務を経て大手証券会社の引受審査部・公開引受部にてIPO業務に従事。現在は主に法人の税務顧問を務めており、スタートアップ支援に強みを有する。

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